墓じまいが高すぎて費用を払うお金がない場合の
最安値でできる方法を考える
そのままはだめ?
公開日2024.04.07 更新日2024.04.17
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全国対応!お寺とのトラブル・離檀のことならお任せください【わたしたちの墓じまい】
大切な家族が眠るお墓。
しかし、維持管理が難しくなってきたり経済的な理由で墓じまいを検討する方も少なくありません。
「費用が高すぎて払えない…」そんな状況でも、故人を想い、心を込めて送り出す方法は必ずあります。
このページでは、最安値でできる墓じまいの方法や、お金がない場合の対処法について紹介します。
記事のポイント
墓じまいとは何か
墓じまいとは、
近年、様々な事情で墓じまいを検討する人が増えているようです。
墓じまいの定義
墓じまいは、単に墓石を撤去するだけでなく、以下の作業が含まれます。
- 閉眼供養
故人の魂を抜き、供養すること - 遺骨の取り出し
遺骨を納骨容器から取り出すこと - 墓石の撤去
墓石を解体し、処分すること - 使用権の返還
墓地の使用権を管理者に返却すること
これらの作業は、専門業者に依頼するのが一般的です。
<参考:一般社団法人 日本改葬協会>
墓じまいの必要性
墓じまいが必要となる理由は、主に以下の通りです。
- 後継者がいない
家族や親族が誰もいない場合
将来お墓の管理が行き届かなくなる可能性があります。 - 遠方に住んでいる
遠方にお墓があり、定期的な管理が難しい場合。 - 経済的な理由
お墓の維持管理費用を負担できない場合。 - 供養方法の変化
近年、従来の墓地ではなく、散骨や樹木葬など、新しい供養の形態が増えています。
これらの方法を選ぶ場合、墓じまいが必要となることがあります。
以上のように、墓じまいは経済的な負担の軽減や供養の形態の変化に対応するために行われます。
具体的な手続きや必要な書類は自治体や宗派により異なる場合がありますので
詳細は各自治体やお寺に確認してみてください。
墓じまいを検討する際の注意点
墓じまいは、決して軽々しく行うべきではありません。
墓じまいを検討する際には、以下の点に注意が必要です。
- 家族との相談
墓じまいをする前に、家族や親族とよく相談し合意を得ることが重要です。 - 現在の墓地管理者やお寺との相談
墓地の管理者や、お墓があるお寺とも相談し
墓じまいの意向を伝え、必要な手続きについて確認します。 - 新しい供養方法の検討
墓じまい後の遺骨の供養方法を検討します。
永代供養墓や樹木葬、散骨など、様々な選択肢があります。 - 墓石の解体業者の選定
墓石の解体や撤去は専門的な技術と機材が必要な作業であり
また安全に配慮する必要があるため、専門の業者に依頼することが一般的です。 - 必要な書類の準備
改葬許可申請書や、遺骨を埋葬している墓地等の埋葬証明書
墓地の名義人の承諾書、遺骨の受け入れ証明書など様々な書類が必要になります。 - 閉眼法要
骨をお墓から取り出す前に
閉眼法要という儀式を行います。 - 墓石の解体工事と墓地の返還
石材店に日程を調整してもらって、墓石の解体工事をしてもらいます。
墓石を更地にして墓所に返還します。 - 遺骨の改葬
墓じまい後、遺骨を新しいお墓に納骨します。
<参考:くらしの友>
具体的な手続きや必要な書類は自治体や宗派により異なる場合がありますので
詳細は各自治体やお寺に確認してください。
墓じまいにかかる費用
墓じまいにかかる費用は、以下の要素によって決まります。
- 墓石の撤去費用
墓石を撤去するための費用です。
墓石の大きさや重さ、撤去作業の難易度によって変わります。 - 遺骨の掘り出し費用
遺骨を掘り出すための費用です。
遺骨の数や掘り出し作業の難易度によって変わります。 - 新たな納骨先の費用
新たな納骨先(永代供養墓や納骨堂など)に遺骨を移すための費用です。 - 行政手続きの費用
墓じまいには行政手続きが必要で、そのための費用が発生することがあります。 - その他
交通費、宿泊費など。
墓じまいの費用は、現在建てられているお墓の状況や、どのような納骨先を選ぶかによって必要な費用が変わってきます。
具体的な手続きや必要な書類は自治体や宗派により異なる場合がありますので
詳細は各自治体やお寺に確認してください。
費用の相場
墓じまいにかかる費用の相場は、大体30万円~300万円程度と言われています。
しかし、これはあくまで撤去のみの費用で、遺骨の取り扱いや新たな供養方法への移行費用は含まれていません。
具体的な費用は石材店から見積もりを取り確認することが重要です。
また、新しい納骨先を用意する費用も考慮に入れる必要があります。
墓じまいの費用は、現在建てられているお墓の状況や、どのような納骨先を選ぶかによって必要な費用が変わります。
具体的な手続きや必要な書類は自治体や宗派により異なりますので
詳細は各自治体やお寺に確認してください。
墓じまい|お金がないので最安値で行う方法を考える
誰も相続する者がいなくて、そのままにしていたらどうなる?
独身で子供もいない場合などで、そのままにしていたらどうなるのか?
墓地の所有者がいなくなった場合、その墓地はどうなるかという疑問に対しては以下のような可能性が考えられます。
墓地の管理者による管理
- 墓地の管理者が、墓地を管理し続けることがあります。
無縁墓となる
一定期間、誰も管理や供養を行わないと、墓地管理者によって無縁墓とみなされます。
その後、以下の流れで処理されます。
- 管理者による調査
管理者は、墓碑銘や過去帳などから相続人を探し、連絡を取ります。 - 相続人の確認
相続人が見つかった場合は、墓地の管理費用や改葬費用について話し合いが行われます。 - 相続人が見つからない場合
相続人が見つからない場合は、無縁墓として処理されます。 - 無縁墓の処理
相続人が一人もいない状態のことを相続人不存在といい
この場合、被相続人が保有していた財産は国庫に帰属
つまり国の財産に移ることになります。
永代供養にすれば安くすむのか?
墓じまいを行い、その後永代供養を選択することで、
ただ、具体的な費用は石材店や納骨先の施設、自治体により異なる場合がありますので
詳細は各石材店や施設、自治体に確認してください。
永代供養先を選ぶ際のポイント
- 施設や設備の規模
永代供養をしてくれる施設の規模や設備はさまざまです。
寺院では本堂や礼拝堂、休憩室など法要のための施設を備えていますが
公営や民営の霊園は法要のための施設が整っているとは限りません。 - 場所や立地
永代供養を選ぶ場合は、立地の良さも考慮に入れましょう。
承継者がいなくても納骨や法事、お墓参りを考えて、自宅から近い場所やアクセスのよい場所を選ぶと便利です。 - 費用や維持費
永代供養の総費用には何が含まれているのか
何が別料金になるのかを明確にしないと、あとで思わぬ出費を強いられる可能性があります。 - 永代供養の形態
永代供養は、合祀墓・納骨堂・樹木葬などさまざまな形態があるため
自分たちがお墓の購入を考えるときに、何を優先したいのか事前に考えておくとよいでしょう。 - 納骨期間
永代供養墓は多くの場合、永久に遺骨をおさめた骨壺を供養してもらえるわけではなく期間が設けられています。
遺骨を安置する納骨期間は17回忌、33回忌までなど、施設によってさまざまです。 - 供養の頻度
霊園と寺院、宗教・宗派によって供養の方法が異なります。
お彼岸・お盆、祥月命日、毎月、毎日と供養の回数はそれぞれ違います。 - 経営の主体や宗派
永代供養の経営主体は寺院や霊園であることが多く
経営主体によって宗教的な申し込み条件が異なります。 - お参り方法
埋葬方法がさまざまな形態の永代供養は
故人とじっくり向き合いながら個別にお参りできるタイプのものあれば
他の方の遺骨と一緒に離れた場所からお参りするタイプもあります。
<参考:エータイ>
墓じまいを最安値で行うための方法
墓じまいを最安値で行うために考えられる方法は以下の通りです。
- 複数の石材店から見積もりを取る
墓石の撤去費用は石材店によって大きく異なることがあります。
そのため、複数の石材店から見積もりを取り最も安い業者を選ぶことがおすすめです。 - 自分で手続きを行う
墓じまいには行政手続きが必要ですが
これらの手続きを自分で行うことで、業者に依頼するよりも費用を抑えることができます。 - 合葬墓を利用する
新たな納骨先として、合葬墓を利用することを検討してみてください。
合葬墓は、一つの墓地に複数の遺骨を納める形式の墓地で
個別の墓地よりも費用を抑えることができます。 - 生活保護を受けている場合
生活保護を受けている方は
墓じまいにかかる費用の一部を補助してもらえる制度がある場合があります。
詳細は各自治体に確認してください。
<参考:やすらか庵>
以上の方法を活用することで、墓じまいの費用を最小限に抑えることが可能です。
ただし、具体的な費用は石材店や納骨先の施設、自治体により異なる場合がありますので
詳細は各石材店や施設、自治体に確認してください。
墓じまいを自分で作業することは可能か?
墓じまいの作業は基本的に自分で行うことが可能ですが、以下のような手順を踏む必要があります。
- 親族と相談する
墓じまいを決める前に、まずはお墓に関係する親族に相談してください。
断りなく墓じまいをしてしまうと、後に不要なトラブルを招きます。 - 現在の墓地管理者と相談する
墓地形態ごとの墓地管理者から手続きの際に署名・捺印をもらう必要があります。
事前に墓じまいの了承を得ておきましょう。 - 遺骨の引っ越し先を決める
遺骨の引っ越し先を決めます。
手続きに必要な受入証明書は新しい墓地から発行してもらうので
改葬先が決まっていないと手続きができません。 - 墓石の解体工事をする石材店を決める
工事をお願いする石材店を決めます。
手続きにあたって業者から発行してもらう書類はありませんが
申請の際に業者の情報を記載しなければならない自治体もあります。 - 自治体の役所で行政手続きをする
関係者の合意や手配が整ったら、現在のお墓がある自治体役所で行政手続きをします。
内容は、「改葬許可証」を交付してもらうための
「改葬許可申請書」と必要書類の提出です。 - 閉眼法要をする
遺骨をお墓から取り出す前に、閉眼法要という儀式を行います。 - 墓石の解体工事をして墓地を返還する
石材店に日程を調整してもらって、墓石の解体工事をしてもらいます。
墓石を更地にして墓所に返還します。 - 遺骨を新しいお墓に納骨する
墓じまい後、遺骨を新しいお墓に納骨します。
これで完了です。
ただし、墓石の解体や撤去は専門的な技術と機材が必要な作業なので、専門の業者に依頼することが一般的です。
また、具体的な手続きや必要な書類は自治体や宗派により異なる場合がありますので
詳細は各自治体やお寺に確認してください。
<参考:ヤシロ>
墓じまいをしたいけど、お金がない場合の対処法
墓じまいをしたいけど、お金がない場合の対処法、以下の方法が考えられます。
- 家族や親族に相談する
墓じまいの費用を一部援助してもらうことが可能かもしれません。 - 改葬先を再考する
費用が抑えられる改葬先(新しいお墓の場所)を選ぶことで
墓じまいの費用負担を軽くできるかもしれません - 複数の石材店から相見積もりを取る
最も安い費用の業者を選ぶことができます。 - 自治体に相談する
墓じまいの費用をサポートしてくれる補助金制度を設けている場合があります。 - メモリアルローンを検討する
金融機関には、葬儀やお墓に関する費用に利用できる
「メモリアルローン」が用意されています。 - 両家墓について相談する
二世帯の家の遺骨を一緒に埋葬するのが両家墓です。
現在あるお墓を撤去して遺骨を取り出し、親族のお墓を両家墓として遺骨を納めます。
具体的な手続きや必要な書類は自治体や宗派により異なる場合がありますので
詳細は各自治体やお寺に確認してください。
また、組織やサービスを利用する際は、自身で情報を確認し信頼できると判断した上で利用することが重要です。
必要であれば、専門家の意見を求めることも考慮してください。
(「一般社団法人 日本改葬協会」など↓↓)
墓じまいしたいけどお金がない|まとめ
墓じまいを考える際、多くの人が懸念するのがその費用です。
墓じまいには、墓石の撤去や遺骨の改葬などのさまざまな手続きが必要で
これらにはそれなりの費用がかかります。
しかし、費用が心配で墓じまいを諦める前に、知っておくべきいくつかのポイントがあります。
墓じまいの費用とその範囲
- 平均的な費用
墓じまいの費用は、30万円から300万円の範囲で変動します。
この費用には、墓地の返還、遺骨の改葬、行政手続きなどが含まれます。 - 費用の内訳
費用は、処分費、建設費、行政手数料
寺院への供養料など、さまざまな要素に分かれます。
費用が払えない場合の対処法
- 家族や親族、寺院からの支援
墓じまいの費用を家族や親族、あるいは寺院からの支援を受けることが可能です。 - メモリアルローンの利用
専用のローンを利用して費用を賄う方法もあります。 - 地方自治体の補助金
一部の地方自治体では、墓じまいに関する補助金制度を設けている場合があります。
費用を抑える方法
- 墓じまいの費用を抑えるためには
複数の業者から見積もりを取る、必要最低限の手続きに絞るなどの方法があります。
費用の問題で墓じまいを躊躇している方も、上記のような方法を検討することで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
また、専門家や地方自治体に相談することで、意外な支援策を知ることができる場合もあります。
大切なのは、一人で悩まず、情報を集めて適切なサポートを求めることです。